テレビ東京にて2020年11月30日に放送されました本作。
佐々木蔵之介さん主演。
中山七里ミステリー「作家刑事 毒島真理シリーズ」は初の映像化ということで注目していました!
私は連ドラも好きですが、単発の2時間ドラマがもっと好きです。
2時間ドラマの魅力
2時間ドラマってものすごい数のシリーズがあり、何回も再放送してくれることも好きなポイントです。
本当に何回も再放送してくれます。
なので、まだ地デジになってない時代の(画面サイズが違う時代)作品も多く、何回も見られます。
私自身、2時間ドラマが好きでよく拝見させていただくのです、「赤い霊柩車シリーズ」や「赤かぶ検事シリーズ」、「横山秀夫サスペンスシリーズ」などなど。
「赤い霊柩車シリーズ」に至っては、ロケ地巡りをしたほど大好きです。
明子さんと春彦さんがあのご年齢になっても(失礼)「婚約者」という設定も好きです。
いつ結婚するんだろう、いつかは結婚するのかな、と毎回新シリーズを拝見するときにはニヤニヤとしてしまいます笑
(本編関係ない笑ごめんなさい)
あと秋山さん(大村崑さん)の変わらなさ!初回から拝見させていただいているのですが、本当に変わってない!
初回から最新話まで、ずーーーっと秋山さん。変わらない秋山さんへの愛。
うっかり「葬祭ディレクター」の資格を取得したいとおもってしまったくらい。
本題:作家刑事 毒島真理
テレビ東京さんのHPでは、「出版業界の闇を描いたコメディタッチのミステリー」と謳われていました。
2時間ドラマ好きと言っておきながら、お恥ずかしいですが、中山七里さんの作品を拝見するのは初めてでした。
近々、原作も読んでみたいと思います。
あらすじ(個人の見解含む)
毒島真理(ぶすじましんり)という元刑事、現作家の佐々木蔵之介さんが主役です。
毒島さんをサポートする刑事役で新川優愛さん。
容疑者として疑われる(新人)作家役としてドランクドラゴン塚地さん、遊井亮子さん、髙橋洋さん、宮﨑香蓮さんら。
これも2時間ドラマの良いところなんですが、2時間で起承転結、事件が起きて→解決する、というところまで持っていく必要があるので、
お話がコンパクトにまとめられていることが多いんです。
(そうじゃないものもありますが、個人的にはそういう2時間ものは苦手です、起承転結が掴みにくいと感じてしまいます)
本作は、そのコンパクトさをすごく感じることのできる作品だなと思いました。
コンパクトすぎて、前述もしましたが、原作を読んで答え合わせがしたくなったほどです
容疑者として、作家さんが数名出てくるのですが、ちゃんとその中に犯人が。
ちゃんと疑わしい人が、犯人。
推理のなかに入っているコメディ要素も良いかんじでした。
毒島のチカラの抜けている感じ。
個人的に2時間ドラマ(サスペンスもの)に入れるコメディ要素って大事、かつ、すごく難しいと思っていて、
コメディ要素がひとつもないと2時間の間に少し疲れてしまうし、
コメディ要素が多すぎでも、サスペンスものなのに、ストーリーの本筋、その作品の雰囲気がよく分からなくなってしまうと思うのです。
そういった点でも本作は多くの方にとって見やすい作品になっていると感じました。
まとめ:心地よい2時間ドラマ
こういう作品好きです。
どんでん返しがある奇想天外な展開が好きという方も多くいらっしゃるかとは思いますが、
私は、本作のようなコンパクトですっきりとした分かりやすい作品が大好きです。
サスペンスもので、「分かりやすい」というのは悪評のように聞こえてしまうかもしれせんが、
決してそんなことはありません。
語彙力がなく、申し訳ないですが、褒めています!
今後の中山七里氏の作品も楽しみにしています
再放送で過去に放送されたものも見たいとおもいます
終始、えらそうにすみません